2015/05/14
美味しいものは先に食べる
好きなものからまず食べる人、好きなものを最後に取っておくという人、あなたはどちら? よくある性格把握の質問だ。
これで性格が把握できるとは思わないが、好きなものから食べる人はせっかちなのだろう。いえ、わたしがせっかちで、後先考えずに好きなものから食べるからそう思う、というだけだ。

「一番美味しい情報を一番先に」・・・これは鉄則だ。
「結論を最初に」とは、少し違う。広告コピーの「結論」は「この商品はいい」「この会社は優良企業だ」といったことに集約される。この結論に、どういう道を通って読者を導いていくか、それがコピーだ。結論を最初に述べては「身も蓋もない」ことになる。
だから、一番美味しい情報を最初に持ってくる。
美味しい情報というのは「読者が魅力を感じる情報」だ。「知らなかった、へえ」と思ったり「面白そう」とワクワクしたり「なんだか役に立ちそう」と感じたり・・・で、「読んでみよう」というモチベーションを刺激することが、原稿の1行目の使命だ。
そう思っているから、「○月×日、A町でイベントBが開催されました」などと書かれると読む気がしなくなる。フリーペーパーの記事であっても「『ここが面白い!』と思ったのはどこ?」と、若いスタッフに突っ込んでいた。これがわたしのモノサシだった。
しかし、考えてみれば100文字、200文字の原稿にそこまで想い入れる必要はないのかもしれない。第一、広告の集合媒体のような情報紙では「突出すること」は必要ない。横並びのカタログ的な記事があるからこそ、特集などを目立たせることができるとも考えられる。
でも、これって、モチベーションをものすごく下げる発想だ。うーん、ワケ知り顔は気持ちをネガティブにする。後先考えず「好きなものを先に食べる」パワーを取りもどさなくては!!
(Tレックス)


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