2015/05/12
きっかけッ子
歴代スタッフの記念写真をオフィスに架けている。毎年4月1日にカメラマンに撮ってもらうことにしていた。
23年前、2人の新卒社員が入社することになった。それまで何度かの募集に応えて入社してきたのは転職者ばかりだった。わたしは別に新卒でも社会人経験者でも構わないのだが、たまたま「大学を卒業してコピーライターになりたい」というMが紹介でやって来て、デザイン専門学校を卒業する男子とともに入社することになったのだ。
「小さなプロダクションだけど、2人にとっては社会人としてのスタートの場。何か記念になることをやろう」とYが言い出して、記念撮影をすることにした。それが恒例になり、19枚の記念写真になった、というわけだ。諸般の事情で3年欠けた年があるが・・・。

そのきっかけッ子のMが、訪ねてきた。10年ちょっと前、わたしの入院などでウチが大変だったとき訪ねてくれて以来だ。
「入社した頃の社長と同じ年齢になりました!」と言う。そうか!あの頃、わたしはこのくらいの年齢だったのか。なかなか若かったんじゃないの。Mも年齢的には立派なオバサンだけど、体型キープ率はハイレベルで笑顔も変わらない。(自分と重ねると、どうしてもひいき目に見てしまう?)
「この歳になって、あの頃の自分を考えると『バカだったなあ』と思うんですよ」(ウンウン!)
「あの頃はものすごく忙しくて『どうしてこんなに仕事をするのか』と思っていたけど、今だったら私だって受けます」(そうでしょ、そうでしょ)
「取引先の担当者だったYさん、今はBMでご出勤だとか」(子会社のエライさんだって、へえ・・)

20年という時間は、人を変える。社会も変える。Mの入社は人生のランドマークみたいなもので、話していると、わたしもそれなりに変わったんだなあと気づかされる。忘れていたこと、見失っていたことを思い出させてくれた数時間だった。
ありがとう。(Tレックス)


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